帝塚山中学校 男女併学のなぞ
090904 帝塚山中学校・高等学校 スイスホテル南海大阪
中高一貫校が,わりきって
予備校のような体制になってもいいという例.
奈良帝塚山は,昔のイメージから遠い.
塾対象の説明会では,
徹底して「大学受験」によって
私学の評価がきまるかのように話される.
2006年度からの近畿地区一斉入試による
受験者減をばねに,
入学率を上げ,
定員をこえている.
2009年は320名募集のところ376名入学.
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従来の帝塚山のイメージの中心であった
女子総合(→文理)も,
来年度ついになくなり「特進Ⅰ」として
国公立もねらえる大学受験コースになる.
この夏も予備校以上の
講座編成をもつ夏期講習をおこなっている.
難関国公立大学入試に対応できる
内容ということ.
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「男女併学」も魅力的な
キャッチコピーだ.
よく聞いていると,
高2からは「共学と同じ」ということ.
理系,文系と医系でレベル別男女別に
授業を準備することはできない.
とくに,国公立医学部や東大・京大を
めざす上位の男女はかためてきそわせた方が
効率がよいのだろう.
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これで,一つのなぞがとける.
近年ずっと,奈良帝塚山は
女子の最上位者を入学させながら,
男子校や女子校とくらべると
大学合格実績がみおとりするのは,
結局「男女併学」が中途半端だからだ.
共学化することで,
女子理系が弱くなるのは避けられないのだ.
2007年スーパー理系選抜クラスができるまでは,
女子英数の方が,成績優位であったのだが,
あまりぱっとしない.
2009年の大学合格実績も,
女子と男子がほぼ同じ.
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説明では,
帝塚山と四天王寺に合格したら「2-15」で
四天王寺にいってしまう.
かつての帝塚山は,
神戸女学院の志望者も多かったが,
清風南海や大学附属系が増えているという
状況から「共学人気」としている.
四天王寺受験者が多いのは,
1日入試になったからであり,
神戸女学院は,2日入試なので
帝塚山の2次は受験しにくいからともいえる.
また,
大学附属系が増えているのは,
帝塚山が,
難関だとしても,併願校として
そこそこの学校として評価が定着してきたことによるだろう.
同志社系列をえらぶ保護者は,
安定した評価の学校を選ぶ傾向が強い.
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大学受験一色の説明会であった.
徹底して,帝塚山のイメージを排除していた.
予備校の説明会とかわらない
数値の使い方が目立った.
※下位3分の2の合格大学や,○○位以下の合格大学など,
努力して合格した生徒たちがきいたら
残念に思うような,ことば遣いだった.
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午後1時~3時前の塾対象説明会.
帝塚山は平日の午後に
おこなう.
夜型の人間に対する配慮だろう.
が,
ひとりでやっている塾には,
授業準備の大切な時間だ.
塾講師としては,
朝すごくつらくても,
午前中の説明会の方がありがたい.
弱小塾が1人ふえたところで…,
ということかもしれない.
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